「私」は、ただ「反応」しているだけ。

アラフォー独身女子(彼女はいます)。「人生これでいいのか?」と思いながらも、「毎日楽しく暮らす」のが1番の望み。

こちらの好みを変えさせる、恐るべき宝塚!

1日1宝塚!
そんな日が続いてしまっている・・・。


そして、繰り返し観るうちに、自分の感覚に変化が・・・。

 


なんていうか、宝塚に対する感受性が高まった的な。

 


最初は、異常ともいえる気障っぷりに圧倒されて、個々の演技がどうのこうのなんて正直よくわからなかった。

 

気障!ということに目が眩んで細かいことは読み取れず、皆一律に気障という印象で。


長年のファンの皆さんが演技に対して細かく感想を書いているのをただただ凄いなぁと感心していた。

 

それが、だんだんと気障な演技に慣れ、気障を基本とした上でのそれぞれの演技が読み取れるようになってきている気がする。

 


考えてみれば、オペラの歌唱法、能・歌舞伎etcみなそれぞれに独特なわけで。

それぞれの「変」を基本とした上で、さまざまな表情を読み取っているのだ。

 

 


だんだんと宝塚の世界に慣れていくと、不思議なことに好きな男役の好みも変わっていった。

 


彼女も私も、最初は、どう考えても月城かなとでしょ!

顔の整い方が半端じゃないし、癖がないし、歌も踊りも演技もオールマイティな感じだし♪

ということで意見が一致していた。

 

1番手と2番手は癖が強すぎるよね、一体どういうこと?これが本当に受けるの?とまで言っていた。


のに・・・。


今は、月城かなとでは物足りなくなってしまっている私がいる。

 


美弥るりか。

マライヒみたいな感じ確かに好きだけど、ちょっと行き過ぎっていうか、タイプではあるんだけど、ここまでっていうのはないよね、うん、ないない、うん、と思っていた。


のに・・・。


彼女は彼女で、月組を離れて宙組のトップスターが気になってきたそうで、舞台化粧じゃない素のとき(といってももちろんメイクあり)の動画を見せられたけど、私の感想は「優しいヤギ」だった・・・。

※もちろん格好良いのは大前提としての感想です!

 

そして、彼女もそれは否定せず・・・。

 


なぜだか一癖くらいないと物足りなくなってくる不思議。

 

二癖三癖が有難いくらいになってくることへの戸惑い。

 

 

自分の趣味や美的感覚みたいなものが、こんなに短期間でみるみる変わっていく経験ってこれまでなくて。

 

好きな対象が変わるってだけならいいのだけど。

 


趣味変わっちゃって大丈夫?っていう。

なんていうか、癖のある方好きになっちゃって・・・、っていう。

 

 


宝塚、深し。

 

これが噂に聞く、沼!

 

 


少しずつ深みに嵌っていくのでしょうか?

 


とりあえず、明日も「カンパニー」&「BADDY」観ます!