「私」は、ただ「反応」しているだけ。

アラフォー独身女子(彼女はいます)。「人生これでいいのか?」と思いながらも、「毎日楽しく暮らす」のが1番の望み。

宝塚初心者のとりとめない会話①

 

 

この連休、土曜日から月曜日にかけて、彼女が泊まりに来て、彼女がレンタルした動画を観たり、私が録画しておいたスカステを観たり、宙組のライブビューイングへ行ったりと、宝塚三昧の2泊3日でした。

 

会話の9割が宝塚、残りは文鳥の話など。
怖いくらいに宝塚の話をしつづける私たち。


宝塚歴2ヶ月ないくらいの超初心者が、少ないネタと浅い知識で延々としゃべりつづける。
端から見ると地獄のような光景かもしれない(笑)

 


杉浦日向子の漫画『百物語』の中に、『地獄に呑まれた話』(其ノ四十一)という話がある。

 

煮えている池があり、池の中はそれほど熱くなく心地良いけれど、1度池に浸かった部分を池から出してしまうと途端に燃えるように熱くなってしまい、最後には全身池に浸かったままになってしまうという恐ろしい話。

 

浸かっている本人は幸せそうだというのが、なんだか今の私と彼女に重なる。


馬鹿らしくも楽しい彼女との会話を残しておきたいと思うけれど、読む人にとってはたして価値はあるのか。

 

宝塚歴が長い人にとっては本当に役に立たないだろうけど、初心者の人にとっては、なんとなく共感してもらえるかもと思ってみたり。


宝塚って詳しい知識がないと楽しめないんじゃないのかと敷居が高いと感じている人にとっては、右も左もわからなくっても楽しめるのだと思っていただければ。

 

など、無理矢理考えてみるものの、意義なんてどこにも見当たらないね・・・ということは重々承知の上で書かせていただきたい。

需要は不明だけど、せっせと供給。

 


というわけで、くだらなそうだけど読んでやってもいいかと思ってくださる奇特な方、優しい方は、お付き合いいただけると嬉しいです。

 


ではどうぞーーー・・・

 

※どうでもいいことかと思いますが、多少編集(?)してあります。でないと話が前後したり、同じ話題が数日にわたっていたり、同じ話が5回くらい余裕で出てきたり10回以上もありますので・・・。

 

 


12月22日(土)スーパー銭湯にて。

(「スーパー銭湯」といえば、『カンパニー』のみやるり演じる高野悠を思い出してしまう。「スーパー銭湯」さえときめきワードに変えてしまうるりか様・・・)

 

 

私:K(彼女)と私って、初心者同士でめちゃ話合うよね。

 

彼女(以下K):そうやね。

 

私:そしてさあ、初心者の度合いも合ってるっていうか。このまえ、宝塚全く観たことない人と話したんやけどさあ、お芝居とショーが別ものってとこから知らなくて、そこから!?ってびっくりしたわ。なんか大階段がお芝居の中に出てくるって思ってたみたい。

 

K:どんなお芝居よそれ。

 

私:Kも私も一応は前にちょっとは観たことあるやん?そこも合っててよかったよね。

 

K:シメさん(紫苑ゆう)とか、ずんこ(姿月あさと)とか(笑)

 

私:シメさん!Kは初期のエリザとかそんな感じやったっけ?

 

K:そう。妹がけっこう好きで観てたからその影響で。

 

私:私は『この恋は雲の涯まで』と『Le Paradis!!(ル パラディ )』と、退団後のタカハナコンビ。あとは「ベルばら」と「エリザ」のレビューくらい。もともとの知識量が同じくらいで良かったわ。ファッションとか仕事とか全然違っていろいろと合わないことの方が多いのにね。

 

K:全然違うね。出かけたとき、どんな繋がりの2人なんやろうって思われがち。

 

私:そうそう。Kはカジュアルで、私はコンサバ系やしね。っていうかたまにマダムみたいになってるときさえあるしね(笑)マダムとジーパン。宝塚の娘役さんのファッションとか世間とはちょっとズレてる感じやけど、すごい参考になってありがたいわ。年齢は合わないわけやけど。


K:そしてさあ、全然違う雰囲気の2人なのに、お互い全く遠慮がなくて気を使わない空気やからお店の人が不思議に思ってるのが伝わってくるよね。

 

私:でも顔の系統も身長もまったく違って姉妹って感じでもないし。

 

K:飲食店でもあまり会話なかったりして。バーであんまりにも話題なくてしりとりしたことあったよね?

 

私:うん、でもめっちゃ盛り上がったよね(笑)縛りありのしりとり。あの後Kがしりとりしようしようって言ってきて困ったわ(笑)今は宝塚の話があってよかったね。

 

K:ほんとやね。


私:でも話すこといっぱいで食事に集中できないわ。Kと食事に行くと味に集中できて、私の美味しいもの食べるときのベスト相手がKやったのに。


K:それいっつも言うよね。悲しい・・・。

 

私:褒めてるから(笑)。でさあ、宝塚にまだまだ知らない人いっぱいいるとはいえ、ちょっとずつ知ってる人増えてきてるやん?怖くない?どこまで広がっていくのかって。

 

K:怖いよ!(笑)最初は、たまきち(珠城りょう)と、みやるり(美弥るりか)と、月城かなとと、ちゃぴ(愛希れいか)とヤギと(真風涼帆 ※私の第一印象が優しいヤギだったので2人の間でだけヤギと呼んでいます・・・)、コアラ(星風まどか ※真風さんが動物に例えるならという質問にコアラと答えていたので。ちなみに星風さんは、真風さんのことを豹(ヒョウ)と例えていたのではなかったかと思います。ものすごく悩んだそうですが)くらいやったのに。


私:Kは「すごろく」の動画で知ってる人増えたよね。

 

K:キキちゃん(芹香斗亜)のこと好きになったしね。あと愛ちゃんも(愛月ひかる)

 

私:私も「すごろく」のキキちゃん大好き。めっちゃ調子に乗ってたね。

 

K:真風さんもはしゃいでた。すっごい楽しそうやった。

 

私:うん。愛ちゃんのおもしろ動画、もう1回観るから静かにしてって言ってたね。

 

K:あの動画よかったわー。

 

私:ニコ動のコメントで、何回も観ちゃうって書いてた人いたけど、わかるよね!

 

K:うん、わかる!何回でも観れるわ。

 

私:ほんとどーしようもないね(笑)。私、みやるり特集みるためにスカステに入ったやん?そしたらさあ、その特集、ゲストがたくさんいて、どんどんみんなのこと好きになるんやけど。


K:宝塚の思う壺やな(笑)

 

私:あっ!ほんとや!そういうことかー。その番組、すっごい下級生とかも登場するんやけど、そういうことかー・・・。

 

K:仕掛けられた罠にまんまと(笑)

 

私:まあ、楽しくハマってるわけやけど。なんか、朝美?っていう人がいて、名前がちょっとわかんないけど、アーサーって呼ばれてるらしくて、みやるりの特集に何回も登場して気になってたんやけど、その人の新公(新人公演)、スカステつけたらやってて、途中から録画したりして。

 

K:無限やね。

 

私:うん、無限。それ、プロムの話で。

 

K:N(=私)、プロムめっちゃ好きやん?

 

私:そう。アメリカの女子高生ドラマといえばプロム。スクールカースト話を楽しむ下世話なやつ。大好き(笑)。名作になるわけがない感じのテーマやけど。でもチャンスがあったらちゃんと最初から録りたいわ。

 

K:好きにしなよ。アーサーの名前、絢(じゅん)みたいやよ。

 

私:わりとそのままでよかったんやね。宝塚の人ってまずなんて読むの?ってなるから、顔と字面だけでなんとなく覚えてる人が多くて認識しにくい。私もともと宝塚に限らず字面だけで認識してること多いから。「レミオロメン」ってはじめて口に出したときのドキドキ忘れられないわ(笑)一か八かで言ってみたら無事言えたけど。

 

K:宝塚はなんて読むかわからない人ばっかりやよね。困るわ。

 

私:『ホンマでっか!?TV』で、人は頭を使いたくなくてできるだけ省エネを好むから、読みやすい名前の人の方が売れやすいって言ってたよ。そういえば、蕗谷虹児より竹久夢二の方が有名なのは、名前が読みやすいからだっていう意見を読んだことあるよ。私だって、母親の地元の人じゃなかったら蕗谷虹児のこと知らなかったと思うし。営業的にどうなの?って思うけど、宝塚まったくそんなの関係ないよね。


K:愛称もあるしね。

 

私:覚えることたくさんある。そして、まだ圧倒的に知らない人の方が多いよね。

 

K:これ、どこまで続いていくの?ってなるよね。

 

私:ねえ、かれこれ3時間ちょっとここにいるよ。

 

K:宝塚のことだけを喋りつづけて(笑)

 

私:こんなに長居したこと今までなかったよね?こわいこわい。

 

K:まだなんにも動画みてない。

 

私:いっぱいあるよ(笑)

 

K:あー楽しみ!

 

私:うん(笑)、早く帰ろ。

 

 


つづく・・・