「私」は、ただ「反応」しているだけ。

アラフォー独身女子(彼女はいます)。「人生これでいいのか?」と思いながらも、「毎日楽しく暮らす」のが1番の望み。

食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べたい ~痩せたいと悩む方々へ~

 

 

いつもは、いったい誰に向けて、何のために書いているのかはっきりしないまま、その時々に言いたいことを気ままに書いているこのブログですが、
今回は、痩せたいと悩む方に向けて、私の体験を役立ててもらえたらという思いで書かせていただきます。


ただし、病気などでホルモンバランスが崩れて太ってしまう方や、遺伝的に太りやすい方、健康を損なうほど痩せたい・モデル体型になりたい方、鍛えて引き締めたい方などには、参考になるようなお話はできません。


食欲が抑えられない、食べすぎてしまう。
そのせいで健康上ベストな体重よりも太ってしまう。
そんな悩みを持っている方に向けて書かせていただきます。


昔は食べたいものを我慢したり、食べすぎてしまうことが多かった私ですが、現在40歳で、お腹が空いていても食べたいものが何もないということがわりとあるくらいに、食欲に悩まされることがなくなりました。
食欲があったらあったで、食べたものを食べたいだけ食べても適量の範囲内ですませることができています。

 

食欲の悩みから解放されたのは、年をとったせいもあるのかななんて思っていましたが、70歳になる母の友人がいまだにダイエットのことで悩んでいたり、80歳になる方でさえ、家にいたら食べすぎてしまうから外に出かけるようにしていると話していたりして、必ずしも時が解決してくれるものでもないのだと知り、何十年も体系のことを気にして生きるのって大変なことだよなと思うのでした。
※お2人とも、健康体重より重いと思われる方です。


そしてあらためて、私が過度な食欲から解放されたのは、考え方を変えたのが大きかったのかなと思ったのでした。

 

私に効果があったからといって、全員に有効ということもないとは思いますが、私は特別な人間でもなんでもありませんので、同じように効果がある方がけっこういらっしゃるのではないか、少しでもダイエットの悩みから解放される方が増えてくださればと、自分の体験や考えを述べさせていただきます。

 

 

私は30歳になるくらいまで、程度の差こそあれ常に痩せたいと思っていました。


私は身長153cmで、最も体重が減った時が、45kgを少し切るくらい、最も体重が増えたときが、53kgか54kgくらいだったと思います。


身長が低い分、1kgの差は大きいです。
スタイルは骨格などによっても変わってくるので、あくまで私の場合はですが、
50kgを超えると、背中に肉がついてきます。

45kgだと、お腹がぺたんこになります。

でも、45kgのときだって、もっと痩せたいと思っていました。

 


今の私の体重は、46kgです。

とはいえ、年1回の健康診断の際にしか体重を量らないので、2018年7月の、それも、服を着たまま量って服の重さを適当に差し引かれての数字なのですが。


体重計を処分し、日常まったく体重を量らなくなって、10年は経ちました。

そして、食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べて10年。

 

 

1年に1度の体重測定の推移です↓


平成21年:48kg(BMI:20.6)
平成22年:47kg(BMI:20.2)
平成23年:45.5kg(BMI:19.5)
平成24年:47kg(BMI:20.2)
平成25年:48kg(BMI:20.7)
平成26年:48kg(BMI:20.6)
平成27年:48kg(BMI:20.6)
平成28年:47kg(BMI:20.1)
平成29年:47.5kg(BMI:20.4)
平成30年:46kg(BMI:19.7)

 


最高と最低の差が、2.5kg。
1年にたった1回しか量らないので、1年の中でもそのくらいの増減はあるのではないかと思っています。


なんとなく太ってきたなとか、痩せてきたなとか、見た目でなんとなくわかります。
常に同じ体重をキープしている感じではありません。


私の友人に、毎日体重を量って、何十年も同じ体重をキープしているという人がいますが、それは健康にいいのか?と少々疑問です。
季節や体調などに合わせて体重が変化するのが自然だと思うのですが、それを無理矢理一定に保つことはどうなんだろうかと思います。
素人考えではありますが。

 


ダイエットのことが頭から離れなかった頃、私は食べたいのに食べなかったり、食べたくないのに食べたりしていました。

何を食べるのかということもですし、いつ食べるのかということについてもです。


さまざまなダイエット情報に影響されてきました。


食パンを6枚切りから8枚切りに変えるとか。
毎日湯船に浸かって、カロリーを消費するとか。

 

今は厚切りだろうと薄切りだろうと、気分で選びます。
湯船には冷え性対策のために浸かります。


ダイエット向けのお菓子を作る料理番組では、プレーンなクッキーよりも、ゴマ入りクッキーの方が舌がゴマの粒を感じて満足感があるとおすすめされていました。


シンプルなバタークッキーを食べたいときに、ゴマなんか入っていたら満足できません。ゴマに邪魔されずに味わいたいです。


チョコ1かけらと、きゅうり数十本分のカロリーが同じだから、きゅうりを食べましょうと書いてあるダイエット本もありました。

チョコが食べたいときに、きゅうりを大量に食べても満足なんかできません。


それでも、私はそれらの情報に影響されて、カロリーを非常に気にするようになりました。

ある本では、カロリーの不明なものは食べない方がいいとさえ言われていました。


カレーは高カロリーだということで、おかわりしたくても我慢していましたし、たくさん食べてしまったときは、嫌な気持ちになりました。

そういえば、私の高校時代の友人は、夕食でてんぷらを食べすぎてしまったとき、いてもたってもいられず近所を走ったと言っていました。

モデルでもなければ、アスリートでもなんでもないのですが。


家にどんな食料があるのか把握していて、食べたいけれど我慢するということが当たり前でした。反動で大量に食べることもしょっちゅうでした。

お菓子を半分くらい食べて、「もうお腹いっぱいで食べられない」と残す母が信じられませんでした。

今は、私もそういうことがあります。


酒井順子が、過食気味だった頃、冷蔵庫にあるケーキが気になって気になってしょうがなくて、ダメだと思いながらも食べてしまい、とんでもないことをしてしまったと思ったと書いてあるエッセイを読んで、ものすごく共感しました。

 

阿川佐和子が、起きたらすぐに水も飲まずに執筆にとりかかり、しばらくして喉が渇いたと思ってそれからやっと水分や食事をとると言っていて、感覚が全くわかりませんでした。

 

今は私も、起床後ついつい水分も食事もとらないまま過ごしてしまいます。
健康のために、水分はすぐに取らなければと思ってはいるのですが。
そして、私は仕事をするわけではなく、ただネットなどを見ているだけなのですが。

 

 


痩せたいという悩みから、いかにして解放されたのか。

 

ダイエットをやめた。


ただそれだけのことでした。

 

 

あっという間というわけではありませんでしたが、考え方の方向性を定めたときから、少しずつ50kgを超えていた体重が減ってきて、ある程度のところで落ち着きました。

 

なんの努力もしていません。

その体重を維持するために苦労もしていません。

 

 

ダイエットをやめることと、痩せたいと思うことをやめるのは少し違います。
痩せたいという気持ちは、簡単になくせるものではないかなと思います。

 

ダイエットをやめたら、それなりに痩せられそうだ。

でも理想どおりというわけではない。

 

ダイエットをやめようと思えるまでに、痩せたいという気持ちと折り合いをつけるまでに、いろいろありました。

 


そのことを、次回に書かせていただこうと思います。
(引っ張ってしまって申し訳ありません。構成も何もなく思いつくままに書いていますので、本題前が思いのほか長くなってしまって、息切れしてきてしまいました・・・。)